めぐみ幼稚園からのお便りやお勉強会、園長先生からの一言日記などもりだくさんの内容でお届けしていきます。
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山口県下関市の由緒ある幼稚園「めぐみ幼稚園」では、恵まれた環境の中で子供たちの個を大切にした保育を行っています。お気軽に保育見学へお越しください。

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こども 小話・・・ その4

大工室で、子どもたちと作業をする時、いつも何かしら音楽をBGMとして流している。

その日は、世界的チェリスト、ヨーヨー マ のアルバムを選んで流していた。

何曲目かに、ピアソラの『リベルタンゴ』が流れた時、S君が作品を磨きながら、
「素晴らしい曲やねェ」と感心したように言った。

私の大好きな曲の一つなので、『素晴らしい曲』という表現にググっときて、
「そうやろゥ素晴らしい曲やろ」とその言葉を借りて自慢げにそう応えると、
他の子たちが口々に
『なんか、こわ〜い、この曲』 と言い出した。

その感覚もわからなくもない。
リベルタンゴの雰囲気は、決して明るいとは言えない。
子どもの耳には、オドロオドロして聞こえるのだと思う。

子どもたちも私も、手仕事をしながらお互い下を向いたままそんな会話をしていたら、
K君が、
「この曲、何ていう曲?」と、下から私の顔を覗き込んで訊いてきた。
「ん?」と、目をあわせた瞬間、私が答えるよりも先に
「『みみなしほういち』っていう曲やろぅ?」 と確かめるように言った。

なるほど、このオドロオドロした感じを、『みみなしほういち』と結び付けたな!
オモシロイ!!と思ったが、冷静に、「違うよ!」とだけ答えた。

するとK君は間髪入れず今度は 「赤間神宮っていう曲やろ!」 と真面目な顔で念を押すように言った。
そうかァ・・・彼の中で『みみなしほういち』は、一番怖い話で、このリベルタンゴは、その話を思い起こさせるにふさわしい曲なんだな、と感心しながら可笑しかった。

手を休めて、『リベルタンゴっていう曲よ』と正しい曲名を教えた。
S君は「『ジベルダンゴ』『ジベルダンゴ』・・・」と、眉間にしわを寄せて何度も繰り返し言っていた。

『ジベルダンゴ』じゃなくって、『リベルタンゴ』なんだけどなぁ〜・・・
と思いながら、訂正はしないで終わった。
遠足の思い出

光組Sちゃんのお母さんが、園への連絡文に、いのちのたび博物館への遠足の感想を添え書きしてくださっていた。
シャイなSちゃんのかわいいエピソードだったので紹介することにします。

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金曜日の遠足、帰ってからSが色々と話してくれました。
何人かのお友達から「Sちゃん泣いたんよ〜」と聞いていましたが、
泣いてた割にはよく見ていたようで、話に出てくるのはエンバイラマ館のことでした。
とても印象に残ったようです。

昼食後一緒に回ったとき、私に見せたいところをSの案内で見て回ったのですが、
象の糞があるところを一生懸命さがして、見せてくれました。
あと、海亀や、ワニのところも・・・
足元に展示してあるのが、Sにとって印象的だったのでしょうか・・・

そして、最後に一言「あんな暗くて怖いところがあるけん、花組さんや愛組さんには無理やね〜」
朝、歩いて行く時に「どうして光組さんだけかと言うとね、難しいけんよ」と言っていたのに
もうひとつ、光組さんだけかと言う訳が加わったようです。


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エンバイラマ館は、白亜紀の北九州を再現したもので、暗い洞窟のような所を通ってたどり着いた所に、実物大の動く恐竜が目の前に迫ってくるというものです。
数人の子がその暗さと、恐竜の迫力とに圧倒されて涙が出ていました。
Sちゃんの仰せのとおり、あんなに暗くて怖い所へ年少さんを連れて入る勇気は私も持ち合わせません。

年少さんと、年中さんは明日19日、海響館へ遠足です!
またまた 嬉しい手紙

この春広島に転居した卒園児、小学校2年生のM.S太君から手紙が届いた。
卒園時からの手紙は、私達職員を励ましてくれる。


園長先生へ

 ようちえんのころ、いろんなことを おしえてくれて ありがとうございます。

 5月22日に 町たんけんで、うし田の町をたんけんしました。
 おみせの人が、しつもんんをこたえてくれました。
 わがしやさんと、しゃしんやさんと、おはなやさんにいきました。

 わがしやさんで、どのおかしがいちばん にんきですかときいたら、

 
 『ごくらく くりまんじゅう』 と言いました。

 こんど あそびにいきます。


 この手紙の下に、お母さんから数行の近況報告が添えられていた。

今度是非遊びに寄らせてください!
『ごくらく くりまんじゅう』を持って遊びに行きま〜す。
  (私もまだ見たことありません!)


S太君一家の、広島での幸せな日々が手に取るように伝わってくる、とても嬉しい手紙だった。
S太君、お手紙ありがとう!
広島でも頑張ってくださいね。
お兄ちゃん、妹のSちゃん、そして、お父さんお母さんに宜しくね!

『子ども小話』・・・その3

このごろあちこちでサーカスが開催されている。
下関の水族館駐車場のあたりで開催されていたサーカスを、見に行ったか、行かなかったかというところから・・・

私 『先生サーカス見に行けんかったんョ、サーカス大好きなんやけどねェ・・・』
  
見に行った子がいろいろと説明し、私もサーカスへの思いを熱く語ったあと・・・

子 『先生サーカスに出ればええやん!』
私 『そやねェ・・・やけど練習せんと、出られんやろ』
子 『大丈夫、大丈夫できるっちゃ、できるっちゃ!』
・・・何を根拠にそう思うのだろう???

実は私、練習すれば空中ブランコぐらいできるのでは・・・とひそかに思っているところがある。
見透かされたようで、ドキッとした。

すると、間髪入れず年中の女の子が、半そでから出ている私の腕を触りながら・・・

『こんなにガサガサじゃあ無理やろ!』 と一言。

どう無理なのかは言わなかったが、実は私、アトピー性皮膚炎で、肌はガサガサ。
痛いところを突いてきて
『そやね!』とつい同意してしまった。

子どもは結構深いところを見抜いたり、観察しているものだ。


『子ども小話』・・・その2

 登園バスは7時30分に新町1丁目をスタートし、7時40分に最初の停留所:金毘羅に着く。
 渋滞することもなく、ほぼ毎日遅れることはない。
 そこから年中児Sクンが乗車してくる。
 ある日・・・
 Sくんが、「今日、バス遅かったねえ、どうして遅かったん?いっぱい待ったよぉ」 と不服そうに私
 に訴えた。
 私、  「えっ?」っと、バスに備え付けてある時計を確認すると、むしろ1,2分早いくらいだ。
 私、  「???・・・」 
 Sくん 「ぼく、今日ねぇ、早く起きたんョ、サッサって準備したんョ!』と自慢げに話す。
  
 私、納得!
 子どもの時間は、やっぱり自分中心に刻まれている。
 私、  「バスが遅かったんやなくてぇ、Sくんが早くこれたってことなんよぉ・・・」
 Sくん 「ふ〜ん」

 返事はしてくれたものの、Sくんは 『何のことやら?』 という眼をして私を見ていた。
 
 早かったけど、遅かったんだね!
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